01 静岡旧パナソニックロジスティック プロジェクトストーリー

 

「WITHの新しい挑戦」

築19年の物流倉庫兼事務所。地方圏の物流施設というと、「ビルリノベーション」のイメージとは、少しかけ離れるかもしれません。大幅な賃料アップを見込めない分、派手なリノベーションも難しいと思うのが通常です。
でも私たちWITH株式会社は、そんな物件だからこそ、私たちにしかできない「何か」を見つけることが出来ると考えました。その「何か」とは、「入居テナントが満足するビル再生」、そして、都心よりも地域とのつながりのより深い地方圏の物件だからこそ、「地域で役立つ物件にする」ということです。
創業以来、私たちの追い求めているエンパワーメント事業とは、そこで働く人、支える地域、すべてを元気にするものです。そして、その為にリノベーションの新しい形を常に模索する姿勢こそが、その私たちの事業を支える大きな糧となっているのです。

●入居テナントが満足するビル再生を目指して

(1)4階共有スペースの改装(食堂・和室)

良い仕事をするためには、良い休息時間が必要です。そこで、4階にある共有スペースの食堂、そして休憩スペースや和室の改装を行いました。
食堂は、床のタイルカーペットや壁のクロスを張り替え、天井を塗装し、キッチンユニットを交換するなどしました。和室は畳を取り換え、壁や天井、襖に至るまですべてクロスを張り替え、照明器具やブラインドも交換しました。
きれいな場所で食事をすると、気分もやる気も違います。そして和室には、森林浴と同様のリラックス効果があるそうです。そんな場所で少しでものんびりし、仕事への新たな活力を生み出して頂きたいと思っています。

(2)水銀灯の設置(駐輪場)

入居テナント様からのアンケートで、このようなご意見を頂きました。「夜間、裏の駐輪場が真っ暗で怖い(特に冬場)。駐輪場に抜ける通路は、下が見えなくて特に不安。」
実際に働いていらっしゃる皆様の声に耳を傾け、どんなに小さな意見にもすぐに反応し、改善につなげる。そうしてより良い物件にしていくことは、当たり前かもしれませんが、WITHの大切にする「マイナスから始めるプラスαの物件作り」です。

バリアフリー(エントランス)

普段何気なく使用している階段ですが、商品の搬入などでは、ちょっとした段差でも障害になることがあります。そこで、これまでなかったスロープをエントランスに新設しました。「使用する人の目線に立つこと」が大切なのだと、日々実感しています。

(3)ビルインプラットホームの新設

「物流倉庫の利点を活かして、トラックが雨に濡れずに荷物の搬入搬出が出来ないだろうか?」私たちは、現在空いているスペースを今後入られるテナント様が有効活用出来るようなプランを考えました。
そのエンパワーメントプランをもとに、壁くりぬき工事を行い、大空間のトラックヤードを新設する予定です。
完成すれば、ウィング型のトラックでも雨に濡れずに、荷物の搬入搬出が可能となります。
工事は、施工担当のしっかりした技術者が管理をしています。お客さまの要望に答えられる知識と技術と経験を持った「人財」がいることは、私たちWITHの強みです。

●地域で役立つ物件を目指して

(1)津波避難場所を提供

この物件は、大浜街道沿いで国道150号に隣接しています。倉庫側の窓からは、駿河湾の水平線と松並木が一望できる環境です。さらに周辺には大きな河川もあります。
このような環境だからこそ、震災時の津波に対して避難場所を確保しておくことが大切です。
そこで、周辺地域の皆様に貢献する意味でも、近隣住民の津波避難場所として4階の倉庫と会議室ホールを提供し、避難場所としての指定申請をいたしました。
これはテナントである企業様のご協力があって、叶えられたことです。
「地域はみんなで守る」という意識のもと、この建物自体がその要となれたことは、私たちにとっても大きな喜びとなりました。

(2)環境に優しく

1…敷地内緑化、ビル壁面緑化
街に溶け込む自然な環境を蘇らせ、温暖化を防止する。今回施した緑化対策は、そんな重要な役割を果たしています。建物のエントランスや駐車場の入口などの敷地内を始めとし、壁面にも緑化対策を施しました。車の出入りの激しい物流倉庫ならではの、二酸化炭素排出抑制にも役立っています。人にも、地球環境にも優しい物件に変身しました。

2…敷地内清掃
物件の購入当初、このような粗大ゴミが建物の脇にそのまま放置されているような状況がありました。私たちの事業において、限られたスペースを人や地球に優しく、無理や無駄のないものにシフトさせることは、とても重要なことです。だからこそきれいな環境で、「建物」も「そこで働く人々」も支え続けたいと願っています。
今は、この粗大ゴミの放置されていた面影はありません。でも、いつまでも忘れないでいたいと思います。きれいな環境で支え続けていくために。

(3)ベンチャー企業の応援

静岡商工会議所では、毎月1日に「シズオカ・チェンバー」という商工会議所報を発行しています。その商工会議所報に、この静岡の物件の広告を掲載して頂きました。
物件のPRはもちろんですが、静岡商工会議所が行っている「ベンチャー企業支援」の応援になればいいな、との思いも込めて、掲載をお願いしました。
地域の経済活動が活発化し、それと共に私たちの手がけた物件が利用価値を増すことを願っています。

●好立地を生かした建物の活用を目指して

今後の発展が期待されるエリアだからこそ
静岡市の中心街から、程近い場所(約3.6km)にこの物件は位置しています。JR「静岡駅」にも、約3.6km(車で約20分)、新幹線「ひかり号」で東京まで1時間と、東名阪エリアにおいても交通利便性が極めて高い立地です。
さらには、平成22年3月に開港予定の、「静岡富士山空港」へも、高速道路を使用すると、約30分で着くことが出来るようになります。
静岡から、東名阪エリアに拡がる物流ネットワークを構築する企業をサポートするとともに、西島エリアの活性化に貢献するキーポイントとして、この物件が成長していければと思っています。

●最後に

この物件が位置する静岡県静岡市は、かつて徳川家康が采配をふるい、幕府倒壊後は徳川慶喜が移住するなど、徳川家ゆかりの城下町として発展した歴史豊かな都市です。
現在に至っては、全国で14番目に政令指定都市となり、人口も71万人と全国15位の規模を誇っています。さらには、県内GDPがタイと同等というのもこの都市の生み出す力を如実に現している数字だと思います。陸・海・空さまざまな面から、交流の拠点としてさらなる発展の期待される、魅力あふれたエリアなのです。
そんな環境下において、この物流倉庫兼事務所「旧松下ロジスティック」のリノベーション事業は、一歩一歩着実に進化を遂げてきました。富士山のようにどっしり構え、やっと地域に根を下ろし始めています。
これからもテナントの方々の笑顔と地域の活性化に貢献したいという思いを大切に、プロパティマネジメントを通して、大きく育てていきたいと思っています。


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03 築年数50年超

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